視野が欠けて少し見辛い状態が続いていますが気を取り直して今月もヤングギターを買っています。

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今月は高崎晃先生(ちなみに今日2月22日が誕生日)が表紙です。1月に新譜「RISE TO GLORY –8118-」が発売された事に伴い大特集&DLCにも登場しています。

今月のDLCのトレーラーはこんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=FGTUqFpioBo
ヤング・ギター2018年3月号 スペシャルDLC内容

まずは高崎晃先生ですが愛用のギターの中から特に近年活躍している3本(KILLER KG-Prime Ultimate、ESP Random Star-The Black Star-、Random Star-The Red Legacy-)をデモ演奏と御本人による解説でそれぞれ紹介しています。今回のサウンドシステムがどういったものかは分かりませんが往年の名曲のリフを弾くとあの音がするのが凄いですね。そして後半ではPerformanceと題した演奏を3種類披露してくれていて誌面ではその中から抜粋したフレーズをTAB譜にして解説と共に掲載しています。2つの譜例うち1つがタッピング、もう1つがインプロビゼーションで自由に弾いている感じなので2つ目の方がフレーズを覚えるのに難儀かもしれませんが雰囲気を感じながらそれっぽく弾くのも良いかもしれません。今回はギター紹介としてギターを弾く感じそれでも充分ですが今後もリフやソロフレーズ伝授のような企画で登場してくれると良いですね。

新譜からのMV
https://www.youtube.com/watch?v=OFayf6YiNak
LOUDNESS "Soul on Fire" Official Music Video - New Album "Rise To Glory" OUT NOW
う~んかっこいい。

お次は多弦ギタリストのISAO氏が登場。「魔界」という演劇と生演奏による音楽とプロレスが融合したハイブリッド・エンターテイメントのサウンドトラック「鬼哭の章」(試聴音源 https://www.youtube.com/watch?v=BXs5F3SMLck )が発売されたという事で大半の作曲と演奏を担当しているISAO氏がそのサントラからの曲のデモ演奏とそこから抜粋したフレーズをExフレーズとして披露しています。ISAO氏は8弦ギターで演奏していますが譜例自体は6弦で弾けるものになっているのでご安心を。Exフレーズはタッピングやハイブリッドピッキング、スウィープ等を駆使した難易度の高いフレーズですが難しいフレーズはゆっくり弾いてくれていてフレーズ自体を把握しやすいので練習もやりやすくなっています。欲を言えばせっかく8弦フロイドローズ機を使用しているのでそれを活かしたフレーズもあれば嬉しかったかな?その辺は次回の登場でやってくれる事を期待しましょうかね。

最後は「コンテンポラリー・フィンガリングのすすめ ~クラシック・フォームを駆使した最先端奏法~」というクラッシックフォームに特化した演奏フレーズを平賀優介氏が紹介しています。ギターを弾く際にネックを握り込んで親指を指板上に出すロックフォームとネック裏に親指を置くクラッシックフォームがありますがクラシックフォームだと指が広げやすくストレッチフレーズや色んなポジションを行き来しやすかったりしますし多弦ギターだとそもそもネックを握り込むのが難しかったりするのでクラシックフォームもできるようにしておくと何かと便利です。動画では7弦を使ったものやタッピング、スキッピング、ハイブリッドピッキング等を駆使した15のExフレーズを用意していてくれています。ただ難易度が高めのフレーズなのにゆっくり弾いてくれてないので人によってはフレーズが把握しにくいかもしれません。そういった場合は動画プレーヤーで再生速度を落とせるものがあるので(VLCメディアプレーヤーは音程そのままで再生速度を落とす事ができます)そういったものを使ってフレーズを把握して徐々にスピードを上げて慣れていくと良いでしょう。あとクラシックフォームだとロックフォームに比べて低音弦の余計な音が出やすいのでミュートに気を付けると良いと思います。

という事で今月はテクニカル面が目立つコンテンツが多かったので個人的には見応えのある満足のいくものでした。記事の方は視野が欠けてちょっと読みにくいので熟読せずにサラッと読むかも?

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