アキラのMETAL MANIACS.

MANIACJUDOのGtアキラが綴るMETAL&多弦コラムと闘病記

リペア・メンテナンス

《オクターブ調整用ツールのEJK1000の加工&使用(自己責任で)》

という事で前回使用できなかったEJK1000の爪の部分を削って使えるようにしました。

写真は既に削った後の物ですが赤丸の部分がストリングロックインサートが入る所に干渉しているので両サイドを棒ヤスリで削りました。削りすぎは強度にも影響するので少し削っては入るか確認しながら作業を行いました。
iIMG_1479

実際に嵌めてみると

入りました。(IbanezのFX Edge III-8)
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入りました。(8弦用フロイドローズ)
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この嵌った状態で(フロイドローズの場合は弦交換の時と同様ブリッジに木材等を挟んで固定した状態で)弦を少し緩めてサドルのロックを解除してもEJK1000で固定されているのでサドルは動きません。
IMG_1471

で、ハーモニクスと12フレットの実音を出して実音が高い場合はEJK1000のネジを時計回り、実音が低い場合は反時計回りに回すと調整できます。

調整前の写真を撮るのを忘れていましたが調整後。
IMG_1477
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フロイドローズはオクターブチューニングを合わせると8弦目のサドルがかなり下がっていてキャビティの端に干渉するギリギリの所まで来ています。

あと注意しないといけないのが写真を見て分かるように1~6弦はEJK1000の爪が入る隙間がある程度あるんですが7弦、8弦は殆ど無いのでフロイドローズは赤線の位置の僅かな段差にEJK1000の爪を引っ掛けて外れないように押さえつけながら使用。
IMG_1472

FX Edge III-8は赤線の隙間に爪を嵌めると固定できて使用する事ができました。IMG_1477

という事でIbanezが想定してないフロイドローズやFX Edge III-8にEJK1000を使おうとすると自己責任で削ったり使い方を工夫しないといけないのであまりおすすめできませんがオクターブチューニングのやりやすさは格段に向上したので購入して良かったです。

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《Ibanezのイントネーション調整用ツールのEJK1000購入・・・でも僅かに入らず・・・》

http://ak-metalmaniacs.blog.jp/archives/ibanez_intonation_adjuster_ejk1000.html
↑前回きになっていたオクターブ調整用ツールのEJK1000を購入しました。

IMG_1458

右側の鈎状部分をファインチューナー部分に引っ掛けて中央部の出っ張った爪部分をストリングロックインサートの隙間に入れて使うんですが
IMG_1459

入らない・・・(IbanezのFX Edge III-8)
IMG_1460

入らない・・・(8弦用フロイドローズ)
IMG_1462

フロイドローズに使えないのは想定してましたがIbanezのFX Edge III-8にも使えないとは・・・。

そこでストリングロックインサートが入る部分を計測してみるとIbanezのFX Edge III-8が3.9mm、8弦用フロイドローズが4mm、EJK1000の爪の部分の幅が4.1mmでした。僅か0.2mmの差なので爪の部分を削り落とせば何とかなりそうなのでとりあえず削ってみようと思います。

それにしてもなかなか思うようにいかないものですね。

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《リペアの宿題?完了(Ibanez RGA8QMのフレットのすり合わせと弦高調整とペグの交換)》

ここのところギターをいじる機会が増えていますが少しずつこなせるようになってきたので病状悪化前に取り掛かってしばらく放置していたRGA8QMのリペアを再開しました。

病状悪化前はフレット全体が均一の高さになるようにすり合わせるところまで終わっていたのでフレットの山が削られて平になったのを再び山状にするクラウニングを専用のやすりのフレットファイルで行いました。
IMG_1422

そして細かい傷が付いたフレットを黄色のフレット用消しゴム(フレットポリッシングラバー)やコンパウンド、フレット磨き用クロスで磨きました。この消しゴムがかなり便利で小さな傷ならこれでこすると消えてピカピカになります。
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ペグをいつものロック式ペグに交換。元のIbanezのペグはネジではなく2つピンというか突起で固定されているので新たにネジ用の穴を開ける必要がありました。
IMG_1430

ロックナットの高さが高くて弦高も少し高いのでロックナットを外して指板側を削り落として高さを調節しました。
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弦を張って完成
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すり合わせを行った分弦高を下げてもバズる事も無くなったので快適に弾けるようになりました。病状が悪化した去年からずっと気掛かりだったので宿題を終わらせたような気分です。

まぁ他にもフレット交換やピックアップ交換等の宿題が山積みだったりするんですけど・・・。とりあえず肩の荷が下りました。

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《Ibanezのイントネーション調整ツールEJK1000が気になる》

前回8弦フロイドローズ用に購入したThe Keyが使えない事が判明してどうしたものかと調べていて見つけたのがIbanezのイントネーション調整(オクターブチューニング)用ツールのEJK1000。

http://www.ibanez.co.jp/products/accessories/ia.html
EJK1000
The Keyを逆さにしたような感じで作りもしっかりしていてお値段は定価税抜きで5,000円とThe Keyよりかなり高価です。
使用例の画像はこんな感じ。
inset1
inset2
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The Keyは下から潜り込ませるような使い方だったのでスペースが狭いと入りませんでしたが上から乗せてファインチューナーとサドルに引っ掛ける使い方だとそういった問題は無さそうですね。IbanezのEdge、Lo-Pro Edge、Edge Proに使用できるとの事ですが果たしてIbanez以外のフロイドローズには使えるんでしょうかね。勿論Ibanezのサイトにはちゃんと
”【ご注意】
Ibanez Edge、Lo-Pro Edge、Edge Proトレモロおよびそれらの7弦用トレモロ専用のツールです。上記以外には御使い頂けません。

と書かれているのでそれが全てなんでしょうけど自分の8弦フロイドローズに試してみたいです。もし使えなくても自分が所持しているIbanezのFX Edge III-8を搭載したRGA8QMには使えるかもしれないのでそれ用に使えば良いわけですし。
IMG_0908

いつ購入するかは分かりませんが購入した時にはまた報告します。

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《8弦フロイドローズのスプリングをハードテンションタイプ(パワースプリング)に交換》

今回も8弦フロイドローズのお話。

8弦フロイドローズ搭載機を購入してバックパネルを開けた時に驚いたのがこの状態。
IMG_0962
スプリング5本掛けでスプリングハンガースクリューはほぼ締め込んで余裕が無い状態なんですね。例えばこの状態から弦のゲージを太くしようとするとこれ以上スプリングテンションを強くする事がほとんどできないので「なんとかしないと・・・」と思ってまずはスプリングをハードテンションの物(いわゆるパワースプリング)に交換する事に。

IMG_1403
The Keyと一緒に購入したのはMontreux Tremolo spring set (5) hard tensionでサウンドハウスで税込み594円でした。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/191630/

他にもGOTOHやSCUD等からも同様のスプリングが出ているのでショップサイトで「パワースプリング」で検索してみてください。

で、交換するとこんな感じ。
IMG_1416
スプリングは4本になってスプリングハンガースクリューも少し余裕があります。パワースプリング3本でもスプリングハンガースクリューを締め込めばテンションが釣り合うようになりますが今の所は余裕がある4本セッティングにしておこうと思います。

これで弦のゲージを太くしたくなった場合はスプリングハンガースクリューを締め込むなりスプリングを1本追加すれば良いので一安心です。

ここまでやって思ったんですがメーカーは8弦フロイドローズ搭載機には最初からパワースプリングにしておけば良いんじゃ・・・。

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《フロイドローズ用オクターブチューニング便利ツールThe Keyは8弦用フロイドローズに使用できず》

フロイドローズのオクターブチューニングは結構面倒で12フレットのハーモニクスと実音を鳴らして実音が高ければサドルをボディエンド側に動かして低ければネック側に動かす時に弦を緩めてサドル固定ネジを緩めてサドルを動かすんですが弦の張力でサドルが引っ張られたりしてなかなか大変なんですよね。そこでフロイドローズオリジナル専用の便利なツールがThe Key。

https://floydrose.com/products/rgkeyit
フロイドローズのサイトよりRGKEYIT_1024x1024

実際に嵌めてみるとこんな感じ
IMG_1406
IMG_1405
ファインチューナーとストリングロックスクリューの間に嵌めてストリングロックスクリューに引っ掛ける事でサドルが固定されるのでサドル固定ネジを緩めても弦の張力でサドルが引っ張られて動く事がありません。(サドル固定ネジを緩める為にはある程度弦を緩める必要ありますが)で、The Keyのネジを回す事でサドルを前後させる事ができるので簡単にサドルを目的の位置に動かして固定する事ができます。

で、8弦、7弦側は嵌める事ができたんですが・・・
IMG_1413
1弦側は元々サドルがネック側に近いのでストリングロックスクリューもネック側に位置しているのでファインチューナーとの隙間がほとんど無いので嵌める事ができませんでした。こういう所がフロイドローズオリジナル専用という事なんでしょうね。

という事で今回は残念な結果になってしまいましたがまた何か便利なツールがあれば試してみたいと思います。

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《9弦ギターのブリッジのサドルのイモネジを更に短い物に交換》

ここ1週間ほど前から右目の中心性網膜症が悪化して難儀しています。ステロイドがほぼ原因らしいのでステロイドを急に減らすわけにもいきませんのでしばらくこのまま様子を見るくらいしかないんですよね。

そんな中で気晴らしにできる簡単なギターいじりは無いかと思い付いたのがブリッジのサドルのイモネジの交換作業。

http://ak-metalmaniacs.blog.jp/archives/1025194528.html
弦高を下げるとブリッジのサドルのイモネジが出っ張ってしまい手に当たって痛いので一昨年にイモネジを交換して一応解決していたんですが弦高を更に下げるとやはり出っ張ってしまうので更に短いイモネジに交換する事にしました。

IMG_1371
前回購入したのがステンレス製の長さ6ミリの物で今回購入したのが4ミリの物。価格は100個入りで800円ちょっと。100個使う事はなかなか無いと思いますが100個入りしか見つからなかったので。

IMG_1378
6ミリの物だとサドルをベタ付けにすると少し出っ張るのが分かると思います。

IMG_1380
4ミリだと出っ張る事なく収まってくれます。

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1弦のブリッジだけ交換した状態ですがかなり奥深くまで入り込んでいる事が分かると思います。ベタ付けの状態から1~2ミリくらい弦高を上げても問題無いので1弦、2弦、8弦、9弦のサドルはこの4ミリのイモネジで他は6ミリを使えば良いと思いますがその辺はしばらく弾いてみて考えたいと思います。

もっと本格的にギターいじりもしたいので早く右目が治ってくれますように。

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《安ロック式ペグ再び》

週末にパーツ交換作業を行っていました。

フロイドローズが搭載された8弦の弦を交換する時にロックナットを外してペグを回して弦を外すという作業を8回繰り返すというのがかなり面倒なんですよね。ロック式ペグにしてしまえばちょっと弦を緩めてロックを解除すればすぐに弦を外せるのでロック式ペグにする事にしました。

前回9弦をロック式ペグにした時の記事
http://ak-metalmaniacs.blog.jp/archives/1051331207.html

今回も同じKmiseの安ロック式ペグを使っています。
IMG_1355

ビフォア
IMG_1356
AgileのペグとKmiseのネジの位置は同じなので穴あけや拡張等の加工は必要無し。他のメーカーの場合は加工の必要がある場合があるので確認が必要です。

交換するついでに重さも計りました。
Agileロック無しのペグが36g
IMG_1358

Kmiseのロック式ペグが46g
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Kmiseのペグボタンが大きくて重いのでAgileのペグボタンと交換した物が43g
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安ロック式ペグはグリスがほとんど塗られてないのでグリスアップして取り付け完了。
IMG_1362

ロック無しとペグボタンを交換したロック式の差が7g×8個で56gなのでペグ1個ちょっと分重くなったのでヘッドに多少の重みを感じます。が、これで弦交換が楽になるのであれば問題無いレベルでしょう。

とはいえ重いものは重いので資金に余裕ができれば以前紹介したゴトーのStealth-Keyに交換したいなと思っています。Stealth-Keyの重さは1個11.9gと軽量です。
http://ak-metalmaniacs.blog.jp/archives/1053594702.html

そうそう、Kmiseのロック式ペグは現在日本のAmazonでは在庫切れになっています。(在庫があっても高価な物ばかり)
米Amazonだと在庫がありプライム表示の物は日本に発送してくれるので興味がある方はチェックしてみてください。価格は現在16.94ドル+送料諸々となっています。
https://www.amazon.com/Kmise-A2421-Tuning-Tuners-Machine/dp/B010FWMZ28/ 
Kmise A2421 3L3R FA-21 Auto Lock Tuning Pegs Tuners Machine Heads, Black

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《9弦ギターのブリッジのイモネジの出っ張りを解消》

別に9弦ギターだけの話ではない事ですがシンクロブリッジやフィクスドブリッジのブリッジのコマの高さを調整するイモネジって弦高を低くするとイモネジが出っ張って手に当たると痛いんですよね。

IMG_0790

ずっと気になっていてなかなか対処してなかったんですがイモネジの短い物が手に入ったのでようやく交換する事にしました。

IMG_0786

ステンレス製のイモネジで短い方が6ミリ、長い方が8ミリです。1~3弦、7~9弦は短い6ミリの物を使ってそれ以外は8ミリの物を使います。

そうそう、イモネジは使用されているブリッジによってインチ規格の物もあるので交換する時は事前に調べて購入しましょう。自分は一度間違えてインチ規格の物を買ってしまいました。

今回イモネジはAmazonで購入しました。

6ミリ

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00J9DFHE8?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00

8ミリ

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00GPHYLCU?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00

 

IMG_0791

1つだけ交換するとこんな感じ。出っ張りが解消されているのが分かります。

IMG_0792

全て交換完了しましたが18個のイモネジを交換するのは手間が掛かりますね~。ちょっと疲れましたがこれでコマに手を置いても痛くなくなりました。

ちょっと手間で弾きやすさが大きく変わったのでもっと早くやっておけば良かったです。

同じように気になっている方は是非お試しあれ。

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《弦を張ったままでフレットのすり合わせができるツール「KATANA」》

eBayで多弦を探していたところこういったツールを見つけました。

http://www.ebay.com/itm/KATANA-fret-level-for-guitar-/221528638791?roken=cUgayN&soutkn=TtvqtD

KATANAという何とも厳つい名前のツールですがフレットのすり合わせをする為のツールだとか。

どうやって使う物なのかYouTubeの動画を探してみるとありました。

https://www.youtube.com/watch?v=6w89R2rXsuk KATANA + LittleBone フレットすり合わせ

通常、フレットをすり合わせする時は弦を全て外して行うのが一般的ですがこのツールは特殊な形状をしているので図にすると

弦刀弦

・工・

という感じで弦を張ったままでも邪魔になる事なくツールに付けた紙やすりですり合わせる事ができるようになっています。やすりを掛けた事によって平らになったフレットに再び山状にする為にはLittleBoneというツールを使うようです。

こういった動画も

https://www.youtube.com/watch?v=goD0g4VnVAE RECTIFY/Master - LITE

女性でも簡単に扱えるというPRですかね。たしかに簡単そうです。

公式サイト http://rectifymaster.com/

販売サイト http://rectifymaster.shop-pro.jp/

KATANAは予約制で14,800円(内税)ですが簡易型は3,200円(内税)なのでそれほど高くはありませんね。ただ現在は品切れ中のようです。

高いギターは専門のリペアショップに頼んだほうが良いと思いますがショップに持ち込むほどでない安いギターはこういったツールを使ってすり合わせをするのも良いかもしれません。

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