タイガーマスク運動?それとも伊達直人現象?というべきでしょうか。なにやら凄い事になっていますね~。この世知辛い世の中に良い話ではありませんか。普段冷静な自分も小学生の寄付者やおそらくタイガーマスクを知らない高齢の方であろう「タイガ マスク」による野菜やくしゃくしゃになった1万円札を見るとさすがにグッときてしまいました。

自分の場合、タイガーマスクといえば世代的に実在のレスラー達のイメージが強いので最初に「伊達直人」ニュースを見た時はピンとこなかったんですが漫画やアニメの世代の方々には共感するものがあったんでしょうね。その後その善意は各地に広がり差出人の名前も多種多様、ついには全国制覇してしまうという社会現象にまで拡大しました。

今朝もその話題をたまたま「とくダネ!」で見たところ「実名で寄付しろ」だとか「一過性のものに過ぎない」とかネガティヴな意見が多い事!小倉さんそれはちょっとズレてるんじゃないかと。大体今の世の中寄付の様子を実名で顔を出してテレビに出ようものなら他の団体などから寄付の要求が来たり最悪の場合犯罪の被害に合う可能性だってありうるんですから。(うちの祖父も某日本ユニセフに寄付したら定期的に寄付の催促のDMが届くようになりました。)

新聞なども同じような論調で「一過性の現象で終わってしまうのではないか」とか「本当に必要な物を」とか「海外のように寄付に対する税金の控除があれば」とか寄付行為そのものを評価する内容より否定的な意見が目立ちました。今ようやく社会貢献の有益性に気付いた人達が一生懸命になってやっていることに対して水を差す事はないでしょうに。物品がが余れば他の施設や保護が受けられない困窮者の家庭に渡す事もできるでしょうし施設のスタッフなど本当に必要な存在も今後この現象がきっかけに関心が高まれば集まる可能性も充分にあるでしょう。今回行動を起こしている方々は税金がどうのとか一切考えずに行動しているんですから今税金の事をどうこう報道する必要もありません。

一過性で終わらせるかどうかも今後収束した際に同様の活動があった際にどれだけ報道されるかで変わってくるでしょう。でもここまで広がれば報道が無くても大丈夫かも?今回は伊達直人に共感した人達が行動しましたがそもそも今までも多くの善意があって施設が運営されている(とはいえ金銭的に大変な状況だと思いますが)わけですし実在のレスラーのタイガーマスク(4代目)は施設に訪問する活動を行っています。他のレスラーや著名人、企業、一般の方に至るまで様々な方が善意の行動を起こしています。しかし残念ながらそれらの事がほとんど知られていません。これはほとんど報道していないマスコミ自体問題ですが幸いな事にネットにはそういった事実は残っていて自分達も知る事ができます。これらの情報のようにタイガーマスク運動も既に事実としてネットに残っているわけですから今後テレビや新聞が取り扱わなくなった時でもネットを通じて情報を広げる事ができれば一過性のものではなくなる事でしょう。このブログでも以前からPC用のクリック募金のブログパーツを掲載していたり災害などが起こった時には寄付先のリンクを紹介したりしていますが今後はこういった話題を扱うのも良いかもしれませんね。極悪スリップノットのコリィ・テイラーさんですらチャリティー活動しているくらいですからこのくらい問題無いでしょう。

あとこの機会、今の時期に是非とも実在のレスラーのタイガーマスクや他のマスクマンの方々に施設の訪問を行ってもらいたいですね。彼らは本当に人を勇気付ける力を持ってますから。

ともあれ今回の事をきっかけに世の中が少しでも良い方向に向かうと良いですね。

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